結局こころの栄養で決まるんだ
蹲る。
羽毛布団の中は熱い。
灼熱。およそ摂氏45度。それは言い過ぎだ。
気分は少し良い。
何故なら、ちょっと面白い夢を見たかたらだ。
一見すると一人の太った人に見えるけど、
近くによると体にポコポコと顔が4つあってどうにも気持ち悪い。
話を聞くと右胸の辺りから出てる顔が「4人をくっ付けられた」という。
太もものおじさんがこっちを見ている。
目が合うと私はなんだかにやけてしまう。
夢から覚めても頭にくっきり残る残像。
こんなことで、気分が良くなって
外に出てみようか。と思う。
虚像に勇気付けられて何をしてるんだろう。
落ち込みこじらせてベットに潜り込む。
もうベットは冷たい。
必死に生きているフリをする。
夜になればまた眠る。